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Undine

憎んだり愛したり忙しい

メリーメイカー

手癖で物語調に文を書きがちなので、今日はちゃあんと日記?ぽく書いてみちゃう😎笑


思考のまとまらないツイッター🕊(@suicide_motel)には散々書きなぐっているのだけれど、遅ればせながら誕生日は先週しっかりと祝ってもらいました✋😇
やったー🎉🎂

彼氏(※いません)でも前の記事で書いた某キスフレ(キャスター3mm広告マン)でもない人に。笑

ていうか本気でお祝いだったの❣️😊

わたしが食べたがってた海老そば食べて、君の名は。みて、「新宿で見てよかったね!」とか言って劇中シーンをなぞるようにお散歩してお洋服みて、次はベレー帽買ってあげる、とか約束したり。

で、で、でね、
それでお肉食べました。
恵比寿焼肉 kintan

最高すぎたよ〜〜🍖🍖
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肉ケーキたかまる!
ここのお肉、脂まで甘くって最高だった😊💫💫
これが本題ね!笑
焼肉バースデー最高だったよって自慢ね!

某カステラ屋さん的名前の広告代理店の人なんだけど、本当ことごとく私の好きなコンテンツのお仕事してて最高感極まってたよやばい🙏😳✨✨
やっぱ広告マンは営業じゃなくてプランナーや👍👍👍
クリエイティブな人ほーんとすき💏💕

あーもうね、もはや運命を感じたね。。笑
市場の生の声を届けるという使命がありますので、アピールがんばりました💓💓

本当に私の好きなもののプロモは大体担当してるんだよすごい、しびれちゃう🤑⚡️⚡️

冗談だと思うけど、「ひずみちゃんのために〇〇の出番増やすね」とか言ってくれるなんて本当、×××冥利に尽きますわ……何冥利だかは上手く言えないので、適当に入れてちょ🙆❣️

趣味も合うし背も高いしお金持ってるし仕事できるしオシャレだしタバコ吸わないし優しいし無駄に性の香りを漂わせない!
かんぺき!



海外駐在ニキやらイケメン大学生には途端に興味失って今日もデートブッチした、もう色々めんどい🙅🙅🙅
めちゃくちゃ好みの爬虫類系イケメンだからと言って付き合うために頑張ろう!とはならない✌️😊💕
ほーんと人の割り切れなさよね〜〜やっぱりイケメンとも寝てる姿想像つかんからな〜〜〜〜

数多のデートを重ねても、セックスする姿が想像つかないならそりゃあ男友達止まり?っていうのが、現状22歳の結論☝️🤓💫💫

今日のBGM

ラッキーガール

ラッキーガール

由無し事

就活は6月中に無事に終わった。父方の故郷であっても誰もがわかる、名の知れた所に決まって、ああ、よかった、なんて言ってひっそりと笑った。
良い会社に決まったその日、彼氏の連絡先と写真を全て消した。だってこれからの人生には彼氏以上のひとがいる気がしたから。私にとっては満ち足りた決別だった。勝った気すらした。

結局のところ、わたしは「こういう」のがむいているのだ。いわゆるドメスティックな、いわゆるクラシカルな、いわゆる……煉瓦造りの。閉じた。「そんな感じ」がむいているのだ。


今回ばかりは、楽しいことだけをして夏を過ごすつもりでいた。
しかしながら、3年間一緒にいた人が胸の中からちぎりとられてしまった今、楽しいことを思いついても一緒にする人がいないのだ。
そう気づいて、7月のわたしはぽかーんとしてしまった。別れたあの人はどうなんだろう。同じことを感じていたらおもしろいのだけれど。



就活中、私を支えてくれた人はたくさんいた。両親はもちろん、祖母、弟、友人、新卒応援ハローワークのスタッフさん。諸々。
熱病はその諸々の中からやってきたのだ。

「諸々」の皆様といえば、寸分たがわずすべて男であった。
就活中も恋活アプリはつづけていた。ひと月もしないうちに、私のプロフィールには1300人からのアピールが届いていた。

魅力が数値化されるというのは実に明快で、きもちがよかった。実社会でこんなことはありえない。しかし反面辟易としてくる・「ふつう」のプロフィールなんて見飽きてしまった。

言ってはなんだが段々物珍しさだけでマッチングをしてしまうようになってゆくのだ。
就活中の私であったので、思わず相手の職業はもちろん、職種までじとりじとりとした目でみつめていた。
官僚、総合商社、専門商社、広告代理店、経営者、研究者、外資系メーカー、云々。友達がもてはやす職種かつ、生理的嫌悪を催さない顔面の男を、指先で囲い込んだ。

そして、海外駐在の男。会えるはずもない。夏にその国に旅行に行く予定があったので、何の気なしにマッチングした。
彼は私を信じてくれていた。「ひずみちゃんはしっかりしてるから、うまくいくと思うよ」と、媚びも何もないような、まったいらな調子でそう言った。

そう、彼は私を信じてくれていたので、私も彼を信じるようになった。彼は、私が絶対にかの国にきて自分に会うと疑わなかったし、だからこそ私は絡め取られていった。
「絶対うまくいくって信じてたよ。内定おめでとう」。信じられているのだから、疑われたくなかったのだ。

毎日届く「ここも見よう」「この夜景が」「このお酒が」は、私の良心をいたく締め付けた。私は「ダメ」なのに、彼はそれを知らない。

会う気なんてなかった。なにせ無理があるのだ。親の目をかいくぐり、会ったこともない異国の男に会いに行く。なんて。

「ごめん、その日ダメになった」
しかしながら、むこうから先に言われるとは思っていなかった。
私はその言葉を聞いた時、何が何でもこの男に会うと決めた。


(このところずっと、頭がおかしい。)


心待ちにしていた出会いにさしたる感動などはない。感傷だけがありあまり、私は憂鬱な気分で帰りの飛行機に乗った。
結局私はダメだったのだ。
7時間半のフライトを終えてたどり着いた日本、曇り空からは途切れ途切れ、今にも止みそうな雨が、往生際わるく降っていた。

空しい季節だと思った。夏は好きだが憂鬱だ。空調を効かせた部屋の中で、私は私のゴーストを殴る。プリインされた反応。私だけの私の。殺してやる殺してやる殺してあげる生かして?腕がない。脚がない。確かにそれでもそれはそれで、その存在たらしめるのは、アイデンティファイされた顔なのか、プログラムされた言葉なのか。頭部に集中してしまいがちな意義。そうやって考えて、頭をぽきりと折った。何がお前をお前たらしめる?


ああやっと判ってきた。自分と相手の境目が、ずっとわからなかったのだ。どうしたって全てを捧げがちだし、どうしたって全てを求めがちなのだ。胡桃のような頭だけ残して、身体はチョコレートのように溶けてまざりあう。あなたと私は恋びとだから、それが自然なことだと思っていた。


「またあのアプリ始めなよ。ひずみちゃんはそうしたら元気になるよ」
彼曰く私は自分を、いちど銀紙にくるみなおさないとだめらしかった。
からだが凍りつくほど、冷ややかな言葉だった。



私は少し大人になった。傷はあったが血は出ていない。元カレや先ほどの彼以外の男と話しているうちに、自分の領分・自他の境目というものを少しずつ理解した。甘えるなと時に説教されながら、きみの為に〇〇してあげようと時に崇拝されながら。私は私の変えてはならない部分やそのラインを今もまだ探している。



9月にあった男は「どろどろに溶けちゃうくらい一緒にいよう」と私に言った。
逆戻りが怖くて、その甘い誘いに未だに乗れずにいる。
甘いバニラの匂いのタバコを吸う人。私と同じ洗剤を使っている人。キスのリズムがあまりに合いすぎてしまう人。

いまの私の魅力は1758、雑多な男の承認はあまりに甘く、「きみは1人では生きていけない」と私を溶かしていく。

心からして不感症の私とリクラブ

先日、リクラブという単語を始めて知った。
会社説明会であった男女がどうこうなるという話だったけれど、私には到底理解しがたく……。

バリバリ働いて金稼ぐぜ!と思って行った説明会で同タイプの男と出会ったとしよう。
そんな男性の姿勢に好意を持ったとしても、彼らの好きな女は十中八九、批判的思考の出来ない甘くて柔らかくて軽い女ですよ。あー無理無理。
……いやこれは知り合いの電通マンがそういう発言をしてたからなんですけど。
バリバリ働く人は男尊女卑思考だから、女の子もそのスタンスでいくとキツイなあって思った。

反面、人によって働き方を変えられる企業(で出会ってリクラブスタート)だったらそうじゃないのかも、とも思う。
バリバリおしごと転勤族になりがちな男性様に合わせて奥様方も転勤できますよという企業もあったし。

あ、先日行った某総合商社の説明会で、隣の席に座っている超有名国立大学修士1年の男に「この後お茶でもどうですか?情報交換でもしましょうよ」と言われたのも所謂リクラブの第一歩なのかもしれないです。

英語にも体力にも自信がないので例に漏れず私も「一般職志望でここ見てます〜」って言いました。だから商社マン好きのチョロいスイーツ女子大生に思われたのかも、だけどね……(その説明会で気づいたのですが残念ながら商社マンの醸し出す雰囲気や商社の雰囲気は苦手)。
あとその後彼氏と会う約束をしていたし、断った。

でもまあ正直、情報が得られるなら行きたかったな〜とも思う。弱者なので、おこぼれにあずかりたかった…。
私には提供できるデータも何もない旨を話してやんわり断ったんだけど、その人は「そんなことはないですよ」(そんなことあるんだよ。超イミフ)とか言ってた。

きっとイーブンに提供しあうことよりも、自分が発信側に回ることで満たされる自尊心があるから、これもまたギブアンドテイクなのだろうな。

お互い気持ちの冷め切った(ただ執着だけがある)ディナーに行くくらいだったら、そっちのほうがよっぽど有意義だったろうと思う。顔は好みじゃないし彼氏と同じ大学だから「もしも」ってことがあるし、その一度きりになってたんだろうけど。



そうそう、前も話したかもしれないけど、わたしはビックリするほど恋愛のエンジンがかかりにくい。壊れているんじゃないかと思うほど。

「かっこいい!」と思っても好きにはならない。「頭いい!」と思っても好きにはならない。
「優しい!」「スタイルいい!」「センスある!」についても以下同文。

この件に関しては女子校育ちの友達とも共有したんだけれど、私たちにとってのときめきは必ずしも恋には繋がらないのだ。

私たちにとってのときめきは「萌え♡」であって、「付き合って、そばにいて…」ではない。かっこよかろうが金を持っていようが関係ない。
「そこに何か目に見えて一緒にいるための理由」が必要なのだ。

センスはいいけど生活能力ゼロ……とか。お金はあるけど超不器用とか。イケメンだけど超貧乏とか。目に見えた欠点を補ってあげるという形が一番わかりやすい。

「私が彼を支えるとこんなメリットが!」は「私がいなくちゃダメなんだから」にやがて姿を変えて、身も世もない依存におちてゆく。

だから私はハイスペックのイケメンサラリーマンと付き合わずに苦学生に惚れたし入れ込んだ。私がお料理を作ってあげなきゃ、いろいろして支えてあげなきゃ、とか思ってたのだ。

だから簡単に依存にもつれ込む。これは私だけなのかもしれないけど。

(私は貢献を通して存在意義の依存にもつれ込んだし、彼氏は道具的・評価的な面で依存にもつれ込んだ。)

貢献と評価をお互いにし合わないと関係が成り立たないと思い込むし、欠けたところを満たし合わなければとも思い込む。お互いがいなくてはまともに人間として成り立たないとすら思い込む。

実際彼氏は
「ダメな俺と別れないでいてくれた、たくさんのことを教えてくれたひずみには感謝してる。
ひずみに見捨てられないためにはどうしたらいいのか考えて頑張っていた。ダメなのは俺だけどやっぱりひずみに怒られると苦しい。
好きな気持ちよりも苦しみの方が大きくなってしまったから、別れたほうがいいのだと思った。冷静になるための時間が欲しい」
と言っていた。


本当、可哀想だなあと思う。
私も彼氏も、どっちも依存していたんだなあと感じる。
お互い苦しまないためには、「欠点を補い合う」という発想を恋愛において捨てなければならないのかもしれない。



その点リクラブは「将来を一緒に歩みやすい条件の人間を見つけられる」点において素晴らしいと思う。
正直同じ会社受けて同じ選考を受けるかもしれないという時点で気まずすぎて私的にはNGなんですが。

それでも欠点を補い合うだけでない将来の作り方が提示された気がする。
まあ、私の惚れにくさに関してはそれをもってしても対策のしようがない気がするのだけれど、それはまた別の話ですね。



P.S.
恋活アプリを再開してみた。
以前は男の影を微塵も感じさせない、いわゆる処女性を重視したプロフィールにしていたけど、今回は変えてみた。
もう思いっきり「彼氏と別れました〜;;」なんて書いた。
するとむしろ前回に比べるといいねの数がすこぶる良く、一週間で500超えを記録した。
隙のある女のほうがモテるって話なんだろうか。ふむふむという感じです。

登録後に彼氏と会って「就活終わったら会おう」という約束をしたので、アプリで彼氏見つけようとは今のところ……うーん?
彼氏と失敗した時のキープが数人見つけられたらいいな〜くらいです。思えばすぐこういうアプリを使って自分の価値を確認してしまうから高飛車になって不感症になるのかもしれないな……?

本当はずっと

ずっと私は頭がおかしいんじゃないかと思ってる。好きな人には期待をしすぎて、やがて傷つけて潰してしまう。本当はとても寂しくて苦しくて一人にしないでもらいたかったけど、だからこそ嫌われないといけない気がした。嫌われないと何かに気づけない気がした。また一人ぼっちになってしまった……。

「貢献によって愛を勝ち取れ」

彼氏と別れた。直接の理由は、彼氏が私に嘘をついていたからだ。
「言わなかったけど、今合宿中なんだ…ごめんね」
私にとっては深夜3時の衝撃だが、文字にするとくだらない。でもただでさえ会う時間の少ないこの時期に、真実を言ってもらえなかったのは、間違いなく彼氏側から初めて示された拒絶であると感じた。

嘘がわかった瞬間、全身の血が逆流するような思いがした。そんなくだらない嘘なんてつかなくていいんだよ。もっと本音で向かってくれればいいのに、どうして嘘をついたの?そう問うた私に彼はこう言った。「いま就活中なのに遊んでるって怒られるんじゃないかと思ったから」。……なんだかその答えはひどく癇に障った。

私は彼氏の元に朝方3時半ごろ電話をかけ続け、合宿中で今周りに人がいるからという彼のラインに対して「自分がついた嘘の報いなのだから甘んじて受けるべきでは?」と返信した。
きっかり10回目の発信の時、彼氏はやっと電話に出た。無言だが震えた息の音だけはした。
彼は外にいるのだと言った。寒そうなのにごめんね、という言葉に対しても無言であった。

まず私に批判されると思って嘘をついたと彼は明かした。
そして私はその姿勢を厳しく糾弾した。いつもあなたはその場しのぎの嘘をつく。
何か問題があったときも話し合おうともしない。話し合って二人の向上につなげよう。あなたと成長するために、責任の所在を明らかにしようという時には「俺が全部悪いんだよ、ごめんね」と言う。

友人は何もわかっていない。こんなのは優しさなんかじゃない。拙い嘘、偽り、欺瞞に過ぎない。

「怒られるって何?」
「ええっと、あなたは私を母親か何かだと思ってるの?」
「あなたは宿題もやらずに隠れて買ったゲームボーイをしてるような気持ちで私に向かってるのかな」
小学生と話してるつもりはない、と吐き捨てると、ついに先ほどまではごめんなさいしか言わなかった彼氏が震える声で反撃に出た。
なんでも年明けあたりから私から心が離れてきている、と言うのだ。
虚しくなった。ブログの記録からもわかるように、私だって年明けあたりには彼氏との関係に限界を感じていたのだ。こんなにもはっきりと壊れていたのに、必死になって媚びたり甘えたりして直そうとしていた。全て無駄だったのだ。
甘えればなんとなく彼氏のことを好きになれたし、身体を差し出せば彼氏も抱きしめてくれたし、頭を撫でてくれたから。あたたかくて、とても愛されている気になれた。
ああまた裏切られた、と思った。虚しいなあ。あの人が欲しかったのも、やっぱり物分かりのいい女だったんだ。
更に突き上げるような怒りが私の胸を支配する。しっかりしていて甘えん坊の私のこと、好きだって言ってたのに。

もう頭が熱くなりすぎていて、何もかもがわからない。感情だけが有り余り、思考は全く機能していないはずなのに、舌はおかしなくらい饒舌に動いていた。所謂ひどいこと、をたくさん言ったのだと思う。

どうして誰もわかってくれないんだろう。本当しかいらないのに。真実しかいらないのに。どうしてみんな、本当は私のこと好きでもなんでもないのに嘘をつくんだろう。勘違いしちゃうじゃないか。やっと救われるんじゃないかと思っちゃうよ。やめてよ。
私は人一倍頑張らないと欠片も愛してもらえない。でも、頑張っても心の底からは愛してもらえないと今回またわかってしまった。


愛というのは、頑張って勝ち得るものではない、と別の人から言われた。自分が努力している手前、暗に相手にも努力を強いた私にも問題があると。
……意味がわからない。私は好かれるために努力をしてきた。でも頑張らないと私を評価してくれなかったのはあなたたちなのに!これ以上私の思考を乱さないで!
頭を掻き毟ると切りたての髪が数本抜けた。集まりから切り離されたものは、いつだってゴミになる。

様々な考えが頭で繋がっては千切れた。やっぱり私は出来損ないなんだと思う。健康な脳みそを持つ人は、きっと思考の糸も綺麗に結ばれて輪っかになってるはずなんだ。


大嫌い、嘘つき、裏切り者。あなたなんか本当は必要なかった、と言うと、何百回目のごめんね、が聞こえた。本当に、なんて冷たい言葉なんだろう。こんなことを言い慣れているなんて、すごく冷たい人なんだな。

本当は大好きだったのに、私はいつも相手を憎むことでしか孤独に決着をつけることしかできない。

限りなく重松清的

限りなく重松清的な家庭に生まれた私の話。


彼氏はラブラドールレトリバーに似ている。

http://youtu.be/n-hKcOzIumM

この動画のラブラドールレトリバーに視線も仕草も似ている。すっごい健気。



人前でははしたないので出さないようにしていますが私は過干渉の家でかなり手を加えられて(父からはギチギチに叱咤され、母からはベタベタに甘やかされて)育ったので、外では完璧な距離と態度を取るくせに二人になると身も世もなく甘えます。外ではスペックを生かしきった振る舞いがしたいけど、うちではスペックに拠らない、堕落した愛情表現が欲しい。

これって本当におかしな話で、スペックによらない愛ってのはふつう親からもう受けてるはずなんだよね。やっぱり私はまだ親に囚われてる。特に父親に。


父は黙してあまり語らないけど、強くて偉大な人。早いうちに親を亡くしたり借金を背負ったり、それでも身を立てて強く強く生きてきた。勉強はあまりできなかったみたいだけど、本をたくさん読んで少しでも自分の理想の家族を作るために努力をした。「たたき上げ」ってこういう人なんだろうなと思う。


読書家で、新しく覚えた言葉を使いたがる幼い頃の私を見て父は「子ども」という存在に強く期待した。しかしそうやって父が私たち双子に求めた人間像はとてつもなく大きすぎて、平穏な家庭に生まれたごく普通の私たちは、中学受験で燃え尽きて、中学生の時一度確かに壊れちゃったんだと思う。


何の前触れもなく突然、神田駅だったかな?多分まだ若い、さえないサラリーマンに尻を触られた。痴漢というにもお粗末でぎこちない手つきに、どうしようもない人間がいるものだと感じた。

その時、期待に応えられない自分が憎くて死にたくてしょうがなかったはずの私が、死ぬ必要なんてないなって確信した。バカでもクズでも厚顔無恥なことに一人分の場所をとって生きている。それがこの世界なんだとやっとわかった。

予備校をサボって渋谷のルイードで当日券買ってライブを見てたら、更に人生どうでもよくなった。白塗りメイクで歌詞もろくに聞き取れない、雑音みたいな音楽しか作れないバンドマン。それでも女に貢がれて生きてる。

その間にもガラケーに届く、26歳サラリーマンからの一方的なmixiメッセージ。彼女と喧嘩中なんだ。もう別れるかも。そうだ、みきちゃん今日は何食べた?おれはね……、奥二重で鼻も高い。脚が細くて、グレーの薄地のジャケットを着た安っぽい男の人だった。それなのに「何それ気持ち悪いです」って言ったら悲しいくらいに謝ってきて、この人本当は彼女すらいないんじゃないかなって哀れに思った。

マイミクの狂言自殺。洗面器に一杯の水とぶちぶちに穴の空いた薬のシート。男の人なのに長い髪を二つに結わえた、鼻先でメガネをかける癖のある人だった。コメント欄は激しく炎上してて、私はおもわず笑ってしまった。どうせ生きてるよコイツ。あはは。バカじゃん。

星型のレッグカットの写真。みきちゃんも恋をしたほうがいいよ、って優しく声をかけてくれた19歳のお姉さん。でもあなたレズでバイで、女にフラれて今度は死ぬんでしょ?なのにどうしてそんな無責任なことが言えるのかな。


全部をぼーっと見ていた。励ますでもなく、悲しむでもなく、怒るでもなく。

こんなにもつまんなそうな奴らでも、法治国家の日本では人でも殺さない限り死を強いられることなんてない。


それ以来継続的な努力というものが苦手になった。努力したって父には認めてもらえないって思ったし、母はこんな家にするつもりなかったのにって泣くだけだし。泣くんじゃなくて何とか言えよ女。お前があいつと結婚したんだろ。お前が私を産んだんだろ。


父も私も歳を重ねるにつれ健康的な諦観を身につけて、比較的元気にやってたけど、本当に私が15歳位の時はどん詰まりだった。小康状態を保っている間はそうでもないけど、ひとたび家庭が荒れ出せば絶対こいつら全員殺してやると思ったものだった。私は生きるけどな、なんて……反抗期だったんだなあ。


サボるのが比較的うまい?私は、あの三十路男にうつつを抜かしながらもギリギリのところで大学受験は踏みとどまったけど、弟は浪人した。私は一言弟に、「予備校の金はともかく、一年扶養控除の枠が外れるけど、その数十万分どうするつもりなの」って聞いた。

弟はその時泣きながら「お前はいつでも俺を見下してる」って言った。今は一緒に買い物に行ったり仲良くしてるけど、この前も弟は突如発作のように怒り狂って「お前は俺と同等の立場なのに、どうしてそうも偉そうなんだ」って怒鳴り散らした。

返す言葉もないよ。実際私のほうが偉いんだからしょうがないよね。うちの経費計算も確定申告も私がメインでサポートしてるから、お父さんもお母さんも君より私を評価してるに決まってるじゃないか。今でも貢献・評価・立場への反映のシステムがうちでは続いてるんだもん。


父にとっては失敗とも思しき大学受験が終わって、珍しく父は私を褒めてくれた。苦労を労わる言葉とともに。これでやっと色々終わったんだなあって思った。でも、跡形もなく消えたわけではない。

父は「marchよりも真面目そうで良いかもな」って珍しく笑ってた。そうだよね。うちの女子大なら、marchよりも頭の良い男が手に入るもんね。

本当は何一つ、私は変わってなかったのかもしれない。その年、私は先生に勧められたある大学の受験をすっぽかしていた。私にとっては意味のない、父のあまり好まない大学だったから。


私は無条件の愛が欲しかった。親の愛がやっと尊く思えてきた今でも、ずっとそれに代わる何かを求めてしまう。きっともう刷り込まれてしまった。


しかし探し方がまるで良くなかった。どんなに人をたくさん釣り上げて私に食いつかせたところで、父に勝る人間など誰一人いないように思われた。話しているうちに害虫か何かに思えてきて、「父以下の人間の評価なんて要らない」と思うようになって。勢いづいて罵倒しても、悲しいくらいに自尊心の欠けた男が多くて。何ひとつ立派に言い返されることなどなく、虚しさを深めた。

志があるのなら、私の言なんかに影響を受けないはずなのに。

好きなバンドマンをいじめたのも、捻じ曲がった正義感とか視野の狭まった愛情というよりも、相手の意志をどこまで足蹴にすることができるか試したかっただけなんだよね。



そんな時に出会ったのが今の彼氏だった。

最初はなんとなく、超頭良いし優しいしこの人と付き合えたら幸せかもー、くらいにしか思ってなかったけれど、偶然一緒にした食事を機にそのイメージが変わった。ジョッキを手に初めて耳にした彼の過去は、あまりに父に似過ぎていた。

私は数年ぶりに人前で泣いた。あんな苦境に立ちながらも努力し、結果を手にした男が同い年でいたなんて。訳も分からずただ泣いた。今になってもあの時の涙は同情だったのか何だったのかもわからない。優しいんですね、と言われたけれど、その言葉は決して適切ではない。強いて言えば私は惨めだったのかもしれない。同い年の彼を見て初めて、父の苦しみを理解できたのだから。


聞けば私の同級生に告白されたので相談に来たのだと彼は言う。先ほどの話を聞き終えた私は、そんなこと心の底からどうでも良かった。

付き合いたければ付き合えば良いと思ったし、付き合ったところで今やその女よりも私は彼のことを深く愛している。いずれ私のところに来る男だと確信していた。

付き合ったらいいじゃないですかと笑えば、彼は無言で彼女のLINEの履歴を全部消して、私の首から下の写真を撮ってTwitterにアップした。

人の心を踏みにじる、最高にロマンティックな夜だった。


理想そのものの彼氏だと思う。父譲りの跳ねっ返りな性格をした私に、父とは似ても似つかぬ彼は優しく手を差し伸べてくれる。

そんなあなただから私は心身を投げ打ってでも幸せにしたいと思うのだ。

手に入れた、とも思わないし、落としてやった、とも思わないけど。独立した個人に対してそんなことを思うのはきっと礼節と忠義に欠ける愚かしい人間だけ。

堂々とそれを主張できるほど私は白くはないけど、あくまでちょっと白に近いグレーであると思う。


彼氏がいるのに恋活サイトをしたり、合コンをしてしまう私だけれども、それはきっと彼氏という存在よりも上位に父の存在、もとい「少しでも多く、出来るだけ強い男性から肯定を得ること」があるからなのだと思う。一個人として見たら誰一人として彼氏以上に愛せる人なんていない。愛はおろか、自分の餌くらいにしか思っていない。これは本当の話。

頭の整理

びっくりするほど書くことがないね。


なんでこんなブログで彼氏彼氏って言うかって言ったらわたしお出かけするとしたら友達でも親でもなく彼氏と出かけることが多いからなんですよ。

自分のぼんやりとした嗜好が人に理解してもらえるかって考えるとどことなく不安になることが多くて、結局友達を誘えなかったりするんです。

これが私の趣味なんです!ってハッキリ言い切れるもの以外表明できないタイプなので、なんとなく雰囲気いいなあと思ったところに行こうとすると一人で行くしかなくなっちゃうんですよね。

でも一人で行くのって超さみしいじゃないですか。しょうがなく自分の知り合いの中で一番寛大っぽい彼氏に泣きついて一緒に行ってもらうんですよね。しょうがなく、ですよ。彼氏って自分の趣味とか嗜好とか取っ払った部分で自分を好いてくれる人だから、誘いやすいんですよねえ。


人とペラペラ会話はできるようになってもこういうスタンスが本質的に人見知りなんだよなあと思い知らされます。根は秘密主義というか。ドロドロに暗いんですよ。


就活に際して自己分析をしなければならず、いろんな方に意見を募ったりしてますけれども(ご協力ありがとうございます)、良く言われるのが「線引きがハッキリしてる」ってヤツですな。感情の面でも人間関係の面でも差が激しい。

好き嫌いの差は言わずもがな、一口に友達と言ってもコレは〇〇の友達、××な時はあの子に会いたい、とかなんとなく決まってる。でもこれって私だけじゃないよねえ……。

正直「あ〜〜この姿をコイツに見せるのは違うな」とか思いますよね?私は多分その分け方が人よりちょっとキッチリしてるだけなんですわ。


だって君は私の——なんて見たくないでしょう。同じように私も君のあれやこれは見ないでハッピー、定義された範囲のうちで楽しい会話をしよう、という話。


親しくないと思っていた相手から一方的に胸の内を明かされたり距離を詰められたりするのが本当に苦手だから、同じことをしたくないんですよ。たいして知りもしない人にあれこれ変な話されても責任が取れないし困りますもんね。期待が重いよね。


あとはあれだな、言葉選びが絶妙とか会話がうまいって言ってもらえて本当に嬉しいです。多分面接に直結する能力だと思うし。

これはかっこいい人が言ったかっこいい言葉をちまちまメモに溜めてた時期があって、それのおかげかもなあと思います。今はやってないですけど。

根暗で引っ込み思案という性格へのコンプレックスがひどくてそんなことをしていました。

斜め上のことが言えたら最高に気持ちいいです。



自己分析、今のところ「納得だわ〜」という性質ばかりあげてもらってます。底の浅い人間なのか、ジョハリの窓があまり埋まりませんねえ。

某社の人事の方は「少しでも多くの社会人に会って、『この人いい人だな』『この人はちょっと』というような感想を持つことが丁寧な自己分析に繋がる」と仰ってました。

就活のみならず、年上の方と関わる際は「こういう人が好き」「こういう人になりたい」、というような好みや意思にこそ自己像が映る感じがしますよね。

社会的に同ステージ・友達だと趣味嗜好が往々にして人の好みに影響を与えてしまうので、やっぱりどんな年上が好きか?という問いの方が自己確立の為には有用そうですね。


大人になるんだなあ。もう、このままじゃだめなんだなあって焦りが私に火をつけてさあ、寂しいような苦しいような感じです。うー。

いつまで一緒に居られるのかな?